エノテカ ガルビーノのブログ

NEW OPEN!銀座駅徒歩1分・有楽町駅徒歩5分【ワインと料理をのんびりと楽しめる店】

『エノテカ ガルビーノ』・・・悩み悩んだ店名

こんにちは
今回は店名について書いていきます。

 前店舗の『ルヴァンドゥ銀座』は今年で丸5年営業しておりました。本店は同じ銀座3丁目にある『銀座ルヴァン・エ・ラ・ヴィアンド』です。

私はルヴァンドゥ銀座の立ち上げからスタッフの一人として勤務しておりましたが、コロナの影響もありでオーナーが店舗統合を決断されました。多くの方々に大変良くして頂いておりましたので、とても悲しい知らせでした。
しかし当時のオーナーよりあり得ない位の好条件で店舗譲渡の話を頂き、違う形となってもここを存続させたいという気持ちが強く、事業譲渡を決断しました。

 6月より私が代表として賃貸契約も済ませ、開業準備に入りました。
改装の打ち合わせ、政策金融公庫からの融資、営業許可証、消防署への届け・・・色々な手続きがありました。官庁はそれぞれ書類のフォーマットが違い、ある所では「鉛筆で記入してください」と言われ、「このご時世で鉛筆?」って思いました。「シャープペンシルではだめですか」と伺ったところ・・・スルーされました笑笑

 それから迷ったのは店名です!これは2週間ほど悩みました。
店名の付け方にも色々な法則があり、ア(A)に近い方がネット上で検索されやすいとか、濁音が含まれている方が良いとか、7文字以内にするとか・・・。

「Le Vorte」「Chiaretto」「Lavanda」「Garbo」「Altura」「Ottantotto」・・・もっともっと沢山ありましたが、もう忘れてしまいました。これが良いなと思ったら、すでに店舗があったり、商標登録されていたり・・・開き直って末広がりの言葉ならと「Ottantotto(オッタントット)」(イタリア語で88)という名前を付けようとしたら・・・沢山店名で使われていることが分かりました。まさかそんな名前つける人はいないだろうと思っていたのですが・・・(笑)

 そしてようやくエノテカ ガルビーノに決まりました。
こちらも本当はわいん食堂 ガルビーノにしたかったのですが、スタッフから「そんな店の雰囲気ではない」と猛反発を頂き、それならとエノテカにしました。怖かったです・・・

 「エノテカ」は、もともとはギリシャ語でワインを収蔵するもの・場所からワイン中心の飲食店を指すようになっています。イタリアではレストランを「トラットリア」「リストランテ」などと店名の前につけることがありますが、「エノテカ」もそのうちの一つです。有名なワインショップの大御所「エノテカ」の傘下に入った訳ではございません。こちらは小さなお店です。

 ガルビーノは、優美、上品さ、気品、淑やかさ おしゃれ、ていねい、礼儀正しさ・・・などの意味があるGarboの接続形現在のGarbinoからとりました。本当はガルビノなのですが、GARBINO⇒GARVINOにして、VINO(ワイン)を入れたかったためにガルビーノとしました。(のちに商標権等の兼ね合いで断念しました)

長々と書いてしまいましたが、もう一度出店する事があれば今度はもっと効率的に、そして国からの補助金なども活用して出店出来ると思います。これから出店を考えている方々、開業間もない方々がいらっしゃいましたら、ぜひ体験談などお話ししたいですね。お気軽に声をかけてください。
いつも有難うございます。

 
次回は当店のロゴにまつわるエピソードを・・・

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当店のロゴ